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学資保険とこども保険の違い

子供のためにいい保険を、と考えていたところ学資保険の他にそれとよく似たこども保険というものが目に留まることがあります。
学資保険とこども保険はよく似ていますが、少し違ったものになります。
ただ、同じような意味で捉えていい場合がありますので、その役割などについてはしっかりと理解しておいたほうがいいでしょう。

学資保険については、主に教育資金を貯めることを前提に設計された保険になります。
そして、付帯保障として子供が病気や死亡したときの医療保障やあまり起こることではありませんが、親が亡くなったなどに備えての年金などをつけることができます。
単に教育資金を貯めるためのものであったり、特約をプラスして子供に関するいろいろなリスクをカバーすることができるようになっています。

一方のこども保険とはどういった種類の保険なのでしょうか?こども保険は、逆に子供の医療保障に重点を置いた保険になっています。
さらに教育費のための費用や資金にも備えることができるようになっています。
このように考えると、こども保険はケガや病気に対する保障を充実させているところに学資保険との大きな違いがあるということです。

しかし、主目的には違いがあるにせよ、教育資金を貯めることができるのは、どちらも同じものです。
あなたの家族や子供が、教育費や子供の万一の健康のことのどちらを重視しているかによって加入する保険は変わってきてしまうのではないかと思います。
特約や付帯保障を充実させてしまうと、どうしても保険料が上がってしまいます。

そうした事態にならないように、どちらの保障を重視するのかをあらかじめ考えておきましょう。
一ついえることは、学資保険はやはり教育資金を貯めることを第一に考えた商品ですので、返戻率もかなり高くなっています。
同じような保障内容でも、学資保険とこども保険は貯蓄としてみた場合には、はっきりとした違いが出てきますので、注意しておきたいところです。